―車を売るときのトラブル 車買取の疑問

ローンが残ってる車の買取は?

2017/03/04

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ローンが残っている車の買取は?

「車を売ろう!」と思い立ったのに、その車のローンを完済してなかったら「このまま売れるのかな…」と不安に思ったりすると思うんだな。

僕みたいに、わざと踏み倒そうとしている場合は別だけど、基本的にはローンはきちんと後始末を付けないと売ることは出来ないんだ。多くの場合で、車を買うときのローンの返済期間は3~5年程度だから

というわけで、今回はローンが残っている車の買取について詳細に解説していくから、不安がある人はぜひチェックしてみて欲しいんだな!

このページではこんなことを解説しています!
①ローン残債を返済してから売る方法
 ⇒ただし、銀行ローンで所有者が自分自身の場合はそのまま売ってもOK。
②ローン残債を買取代金で精算してもらう形で売る方法
③ローン残債を買取代金で減らして、残ったローンを別ローンを組み返済する形で売る方法
④ローン残債と新車代金の合計を、別ローンを組み一括して返済する方法

車を売るときのローンの返し方は以上のようなやり方がある訳だけど、それぞれの詳細を更に知りたい場合は読み進めてみて欲しいんだな。

その前に、どういった方法を取るにしても車の査定額を知ることは必要になるからまず車の査定額を調べておいてみてクマ。

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ローンが残っている車は売れるの?

前提条件としてローンが残っている場合の所有者は自分ではない

車を購入したことで、購入した車について「所有者は自分だ!」と思っている人って意外といるんだな。

でも… 実は車を購入したときにローンを利用した場合は、所有者は別なんだよ。

では、ローンで購入したときに誰が所有者になっているのか?というと、ローンを借りた信販会社や、ディーラーになっているんだ。

そして、車を購入した本人は一体どういう立場になるのか?というと、”使用者”という立場になるんだ。つまり、車を使う人ということになる訳なんだ。

なぜ、こんなことになるのか?というと、ローンを貸した信販会社としてはローン支払いが滞った場合に備えて、担保を取っておきたいと考えるんだな。そこで、”車の所有権は渡さないぞ”という方法を取るんだ。これを”所有権留保”などと言うんだ。

というわけで、ローンの返済が残っている場合は、基本的には車というのは他人のものになるんだから、完済しない限りは車を売ることは出来ないということになるんだな。

ここに注意!
ここまで説明したとおり、車をローンで購入した場合の所有者は車の購入者本人ではないんだ。でも、ローンを借りたのが銀行の場合は、銀行は上記で説明した所有権留保をしないことが多いので、所有者は車の購入者本人となっているんだな。

そして、この場合にはローンの支払いが終わってなくても、車の所有者が自由に車を売ることが出来るんだ。当たり前のことだけど、ローンは残ってしまうから車が無いからと言っても、ローンの支払いを滞らせては駄目なんだよ。

繰り上げ返済してローン完済する

ローンが残っている車を売る方法としては、これが一番無難で正攻法と言える形になるんだ。

繰り上げ返済の方法はローン会社、金融機関に連絡すれば簡単に教えてもらえるんだな。

そして、繰り上げ返済が完了した後は、車の所有者を変更する必要があるんだ。車の所有者の確認は簡単で、車検証を確認すればそこに書いてあるんだ。

先ほども説明したとおり、ローンで車を買った場合というのは、所有者は購入者のあなたではなくて、ローン会社やディーラーなどの名前になっているんだ。ローンを完済することで、ようやく本当の所有者になれるということなんだな。そして、所有者では無いときも購入者であるあなたの名前は“使用者”として記載されているから、所有者ではないけど自由に使えるという状態になっているんだ。

ただし… 実際問題、ローン残債を一括返済出来るなら不安に思うことも無いと思うから説明する意味はあまり無かったかもなんだけど…

査定額でローン残債を上回っている場合

ローンが残っているけど、車を査定してもらったときの査定額がローンの残りを上回っている場合は問題無く買取をしてもらえるんだ!

査定額で上回りさえすれば、後はローンの残りを一括返済してしまうだけだから話は簡単なんだな。

査定額が明らかにローンの残りを上回る場合は問題ないんだけど、ローン残債と査定額が同じくらいとかって場合もあると思うから、そんなときは少しでも高く売れる業者を探すようにして欲しいんだ。

査定額がローンを上回っていれば車を売れると説明するくまったのイラスト

査定額がローン残債を下回っている場合

査定額がローンを上回っていれば、売却したお金でローンを返済すればいいだけだから、買取OKというのは分かりやすいと思うんだな。

では、査定額がローンの残りを下回っている場合は、どうなるかというと… この場合でも基本的には買取OKなんだ。

例えば、ローンの残りが200万円あって、車の査定額が100万円の場合は買取をしてもらっても、ローンが100万円残ってしまうことになるんだ。こんなときは、残りのローン100万円を別ローンを組むことによって、完済してしまうという方法を取ることが出来るんだな。

形としては、ローンの借り換えみたいな感じになる訳なんだ。ということは、新しく組んだローンの100万円の返済義務は残るから、こちらの返済は継続することになるんだな。

ただし、例として出したような100万円もローンが残っている状態だと、新しいローンの審査が難しくなる可能性はあるんだ。それに、金額が小さいとしても、新しいローンの審査に通らない可能性がある訳になるクマ。

車を売ってもローンを残ることを説明するくまったのイラスト

査定額がローン残債を下回っているけど、新しい車も欲しい場合

車を売っても、ローンを完済出来ないけど、新しい車も欲しい!という人もいると思うんだな。ちょっと欲張りな感じはするけど、こんなときでもローンを残したまま、新しい車を買える方法があるんだ。

基本的には、さっき紹介したローンの残りを別ローンで返すという方法と同じような感じになるんだけど、この方法ではローン残債+新車の購入代金の合計額で新しいローンを組むことになるんだ。

この方法を取った場合は、ローン残債はかなり大きくなっちゃうけど、ローンの審査さえ通ればこういった形で新車を買うことも大丈夫なんだよ。残ローンと新車ローンを組み合わせる方法を説明するくまったのイラスト

まとめ

以上で紹介したとおり、車のローンが残っていたとしても車を買い取ってもらうことは出来るんだ。

もう一度、車のローンが残っている場合の売り方のパターンを紹介しておくんだな。

このページのまとめ
①ローン残債を返済してから売る
 ⇒ただし、銀行ローンで所有者が自分自身の場合はそのまま売ってもOK。
②ローン残債を買取代金で精算してもらう形で売る
③ローン残債を買取代金で減らして、残ったローンを別ローンを組み返済する形で売る
④ローン残債と新車代金の合計を、別ローンを組み一括して返済する

以上のようなパターンがあるってことになるんだ。重要なのは①で説明した通り、ローンを借りたところによってはそのまま売ることが出来るという場合もあるってことなんだな。

③と④のパターンについては、別ローンを組む必要があるから、ローン審査に通るかどうかで車を売れるのかどうかが決まるということになるんだよ。

というわけで、ローンが残った車の売り方を解説してきたんだ。まずは、売りたい車の査定額チェックから初めて、その後どうするかを決めていくといいクマよー

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