―軽自動車 車買取の疑問
軽トラック買取の誤解を解く!! 『そんな理由で売るの!?編』



このページでわかること
☑10年落ち、10万キロオーバーの軽トラックの査定額がどうなるのか
☑軽トラックを高く売るために出来ること
☑軽トラックで高価買取が期待できる車種
☑普通の業者よりも高く買取してくれるかもしれないところ
☑軽トラック車種別・年式別の査定相場(
すぐに査定相場を知りたい人はこちら)
軽トラックの買取はどうなるの?
リーちゃんは軽トラックのおさまりの良さが分かって無いから、簡単に売れとか言うんだな…
っていうか、動かない軽トラック持っててもしょうがないじゃん!!
軽トラックを売ろうとしている人の役に立つ情報をちゃんと教えてよ!!
一般的には農作業などに軽トラックは用いられることが多くて、実際にそういった需要が一番強いんだけど、日常の足としてカスタムして軽トラックに乗っているなんて人もいたりするんだ。
そうなんだよね。農作業での利用などで見た目にもかなり汚くなっていたり、走行距離や年式もかなり古くなっていることから、軽トラックを売ることを最初から諦めている人が意外と多いんだよ。軽トラックは無料で友達にあげちゃうなんて人も多かったりするんだな…
今回は軽トラックへのそういった思い込みは、間違いということを解説していきたいと思うんだな。結論から言えば、軽トラックは比較的高く売りやすい車であると言えるんだよ。
この後更に詳しく解説していくけど、とりあえず車の査定額を知りたい!という人はネット査定を利用して、査定額を把握してみるといいんだよ。意外と良い査定額が付いて驚くかもしれないんだな。
軽トラック買取は安い? それは誤解ということを説明します!!
Q.軽トラックって、見た目に地味だし汚れることも多いし高く売れないんじゃないの?
A.軽トラックは意外と良い査定額が付くことが多い。

最初でも触れたけど、軽トラックは農作業で使われることが多くて、日々の作業で使っている内にどうしても汚れきてしまうんだな。
そういう使い方をしていると、農作物による臭いというのもどうしても多少は付いてしまいそうだよね。
そんな状態の軽トラックを売るなんてとても無理だ!と思ったりする人もいたりするんだ。でも、実際のところ軽トラックはそれなりの価格で売れることが多いんだ。
田舎の父母の遺産に軽トラックがあるというパターンも多そうだよね。
そうそう。そんなときも、価値が無いと思い込んで無料で誰かに譲り渡したり、売れると思わずに廃車処分しちゃうなんてことも多いみたいなんだ。
軽トラックだからと言って、最初から売ることを諦めてしたりしないで、より高く売れる方法を探すようにする必要があるってことだね♪
Q.なんで軽トラックは良い査定額が付くことが多いの?
A.中古市場に出回る数が少ないから。

ここまで何度も説明しているとおり、軽トラックは農作業などの仕事で使われることが多いんだ。そのため、完全に乗り潰すまで乗り続けて、乗るのを止めるときは廃車にしてしまうときってことが多いんだな。
これが一般的な普通自動車であれば、ある程度の年月乗って入れば、新しい車に買い替えたり、より趣味に合う車に買い替えたりってこともあれば、より燃費の良い新車に乗り換えたりってことが多いんだ。
軽トラックの場合は基本的には気分で乗り換えたりされるってことはまず無さそうだよね。趣味によって他の軽トラックにわざわざ乗り換えるなんてことも無いだろうし…
まあこんな事情から、軽トラックというのはどうしても中古市場に流れにくいという状態になっているんだよ。
なるほどね。だから、軽トラックを売るときの査定額もそれなりに良くなるということなんだね。
Q.そんなこと言っても、売りたい軽トラックは10年落ちで10万キロオーバーだからさすがに査定額付かないでしょ?
A.いいえ、そんな軽トラックでも査定額はしっかりつきます。条件によってはクラウンよりも高額査定になることもある。

軽トラック以外の、普通の自動車で10年落ちで、10万キロオーバーとなると低査定になるどころか、買取NGという場合だって普通にあるんだな。
むしろ、廃車費用としてお金を請求されてしまうなんてこともありそうだよね。
しかし、軽トラックなら10年落ちで、10万キロオーバーという車でも普通に査定額が付いたりするんだよ!
例えば、軽トラックの中でも人気車となるダイハツのハイゼットトラックではこんな感じなんだ。
*上記画像はみんから買取相場より。
査定時は2013年で2005年式のハイゼットトラックになるから、8年落ちになるんだけど、走行距離は15万キロを超えているんだクマ。その査定額は驚きの18万円となっているんだ。
18万円… 高いのか安いのか微妙なところって感じもするね。
車を売ったことが無い人にとっては、18万円という査定額を低いと感じるかもしれないんだな。でも、11年落ちで、更に15万キロを超えている条件の車は余程の高級車なら別としても、普通はまともな査定額なんて付かないんだよ。それが18万円もの査定が付けられているのはすごいことなんだ。
高級車に位置づけられるトヨタのクラウンを、10年落ちくらいで走行距離が10万キロを超えた車で探してみるとこんな感じになるんだ。

*上記の査定額部分の画像はみんから買取相場より。
何と、軽トラックが18万円の査定額だったのに対して、クラウンの査定額は15万円と軽トラックよりも低い査定額になっているんだ!!!!
これだけでも、すごいことなんだけど、もうちょっと程度の良い条件にすると査定額はもっと高くなるんだよ。

*上記画像はみんから買取相場より。
こちらは走行距離は5万キロ程度なんだけど、それでも10年落ちの古い軽自動車になるんだ。
そうそう。40万円もの高井査定額が付けられているんだ。
大体が軽トラックは新車でも100万円程度の価格だよね?
それが、10年落ちにもなって40万円という査定額は、普通の車と比べたら尋常じゃないくらいの高額査定になっているんだ。
ここまで、軽トラックが高く売れるなんて信じていない人もいたかもしれないけど、見ての通り本当に高い査定額が付くことが多いのが軽トラックの特徴なんだ。そして、それは低年式、過走行だとしても同じなんだな。
Q.それなら軽トラックはどんな売り方でもOKなの?
A.安易な下取り、1社だけでの査定は避けたほうが良い。

軽トラックを使っていると、使える限り使って、買い替えるときにディーラーで下取りに出してしまうという人もかなり多いんだ。
まあ、新しい軽トラックを買うときについでに下取りに出すって人は多そうだよね。
ここでちょっと解説しておくと、”下取り”というのは”買取”とは違う意味を持ってくるんだよ。
”下取り”というのは、車を買い替えるときにそのまま古い車を引き取ってもらって、新しい車の購入資金に充当する形を指すんだな。
それに対して、”買取”というのは、ただ単純に車を引き渡してお金をもらうというだけの形で、新しい車を買うのは他の業者という形でも問題無いし、新しい車は買わなくてもOKというものなんだよね。
さて、それでは軽トラックの下取りの何が問題なのか?というと、車を下取りに出すという場合は、買取と違って他業者の査定額と比較されることが少ないという部分になるんだ。
下取りをするディーラー側からすると多少低めの査定額でも問題なく下取りに出してくれるから、低めの査定額を付けられてしまうことが多いって言うもんね。
その点、買取の場合は、業者側も最初から「他業者と比べられる!?」という危機感を持っているからある程度の査定額を最初から提示してくれるんだな。
そうそう。だから、注意しないといけないのは下取りではなく、買取をしてもらうとしても、1社だけの査定ではあまり意味が無いということなんだ。
さっき紹介したこちらの査定額の査定を受けた業者数のところをチェックしてみて欲しいんだ。

↑を見ればわかるとおり、4社から査定を受けた上で、一番高いところが40万円の査定額だったということなんだ。
単純に買取してもらうだけじゃ高値が付かないこともあるってことだね。
重要なのは、買取をしてもらうときに他業者と比較するという前提で、査定額を上げてもらえる方向に持っていくということなんだ。
確かにに業者側も他社に持っていかれるくらいなら、頑張って査定額を提示してくれそうだもんね。
色々な業者に査定依頼をするのが大変という場合は、冒頭でも紹介したネットから申し込みができる一括査定依頼をするのをおすすめするんだな。
Q.軽トラックの買取で人気車は何になるの?
A.ハイゼットトラックとキャリイが人気。

軽トラックであれば、基本的に車種を問わずに需要が強めなのが現状なんだ。
それでも、その中でも人気がある車種ってあるでしょ?
あえて人気車をあげるとすれば、やはり現在の軽トラック市場での2巨頭になるハイゼットトラック(ダイハツ)とキャリイ(スズキ)になるんだな。
軽トラック持ってなくても、名前は聞いたことあるよ!
ハイゼットトラックは2014年、キャリイは2013年と両車共にフルモデルチェンジをしているけど、フルモデルチェンジ前のものでも人気は高いんだ。
この2車種なら、査定に出したときに堅実な査定額を得られることが期待できるそうだね♪
ただし、その他の車種であるアクティトラック(ホンダ)や、サンバートラック(スバル)と言ったところも十分な査定額が付く可能性が高いから人気車ではないとしても、落胆するほどの差は出ないと思われるんだな。
Q.軽トラックを売る時はフルモデルチェンジ前にしたほうが良いの?
A.気にする必要が無い。というか軽トラックはほとんどフルモデルチェンジしない。

普通の自動車であれば、フルモデルチェンジ前と後で、先代にあたる車は査定額がガクッとさがってくるんだな。
そうそう。だから、車を高く売って車を買い替えたい人はフルモデルチェンジが実施される前に車を売ったりすることもあるよね。
でも、軽トラックの場合はフルモデルチェンジの前か後かなんて、ほとんど気にする必要は無いんだ。もちろん、軽トラックだって、フルモデルチェンジされれば先代にあたる車の査定額は下がりはするけど、普通自動車と比べるとその値下がり幅は小さいと言えるんだよ。
査定額がそんなに変わらないなら、急いで売る理由は無くなるもんね。
そもそもの大前提として、軽トラックはフルモデルチェンジの周期がとても長いんだ。
一般的な自動車のフルモデルチェンジの周期は普通2~6年という感じだよね(エスティマみたいな例外もあるけど…)。
軽トラックの場合はフルモデルチェンジされるのは10~15年ととても長い周期になっているんだ。
先ほど紹介したハイゼットトラックは2014年に15年ぶりにフルモデルチェンジされているし、キャリイは2013年に14年9カ月ぶりにフルモデルチェンジされているくらいなんだな。
まあそんな訳で、軽トラックは一般的な自動車とは違って、フルモデルチェンジによる査定額への影響というのは小さいし、売るときにフルモデルチェンジする前に売るとか考える必要もないってことになるんだ。
Q.軽トラックをもっと高く売れるところはあるの?
A.他業者と軽トラック専門店を比較すると、より高く売れる可能性があるかも。

ここまで説明してきた通り、軽トラックを高く売る方法としては次の方法があるんだな。
・下取りではなく買取で売る。
・複数業者に査定をしてもらう。
これをしていれば、何もしないよりは査定額は大分高くなりそうだよね。
ただし、これよりも高く売れるかもしれない方法もあるんだな。
それが軽トラック専門店を活用することなんだ。
あまり街で見かけることは無いと思うけど、軽トラック専門で営業している店舗もあるんだよ。今回はそういった専門店を活用することをおすすめしたいと思うんだ。
注意しないといけないのは、軽トラック専門店を利用するとしても、普通の車買取専門店の査定額との比較もする必要があるってことなんだよ。
軽トラック専門店の査定だけでは、その査定額が本当に高いのか、適正なのか?という判断は出来ないんだな。結果として、軽トラック専門店よりも一般的な車買取専門店のほうが高いこともあると思うけど、そのときは軽トラック専門店を利用しなければ良いだけのことなんだ。
さて、ここから軽トラック専門店を紹介していくから近くで利用できるところがあれば、ぜひ利用してみて欲しいんだ。
業者名:HOLIC
対応地域:京都を中心に関西全域
業者名:TBSワークス
対応地域:関西全域
業者名:国際自動車株式会社
対応地域:長野県(買取は持ち込み対応のみ、ただし上伊那地域は相談対応可)
業者名:軽トラネット
対応地域:岡山、広島、兵庫
業者名:サン自動車川越
対応地域:埼玉を中心に出張買取可
上記のとおり、軽トラックという車種の特性上、東京などの都会では軽トラック専門店というのは少ないのが現状なんだな。
上記の地域にあてはまる場合は、普通の車買取専門店だけではなく、軽トラック専門店にも合わせて査定申込みをすると良さそうだね。
以上の方法は必ず高く売れる!という方法では無いんだけど、査定額が上げるためには色々な業者に査定をしてもらうのが重要ということになるってことなんだな。
軽トラックの査定相場を大公開!
ここまで軽トラックをより高く売るための方法などを紹介してきたんだけど、最後に人気のある軽トラックの査定相場を紹介していく
査定相場が分かれば、業者の提示してきた査定額が妥当かどうかを判断するときの参考にすることも出来るね!
ハイゼットトラックの査定相場は?

*写真はダイハツ公式HPより。
査定条件 |
査定相場 |
査定平均金額 |
年式2~5年落ち |
7~75万円 |
32万円 |
年式6~8年落ち |
1~45万円 |
28万円 |
年式9~12年落ち |
2~40万円 |
20万円 |
年式13年落ち~ |
2~30万円 |
10.5万円 |
*査定0円は査定相場に算入していません。
➡自分の軽トラック査定額を今すぐ知りたい場合はこちらから
まず、最初に紹介するのがダイハツのハイゼットトラックの査定相場になるんだな。
査定相場を見てもらうと分かる通り、普通自動車と違って軽トラックは、使用環境も走行距離も本当にマチマチだから同じくらいの年式だとしても査定額にはかなりの差が付いていることが分かると思うんだな。
そしてここまで解説してきたとおり、かなりの使い込んだ年式の車でもそこそこの査定額が付いていることも分かるんだ。
キャリイトラックの査定相場は?

*写真はスズキ公式HPより。
査定条件 |
査定相場 |
査定平均金額 |
年式2~5年落ち |
28~53万円 |
43万円 |
年式6~8年落ち |
10~43万円 |
29万円 |
年式9~12年落ち |
1~33万円 |
17万円 |
年式13年落ち~ |
0.7~17万円 |
5.5万円 |
*査定0円は査定相場に算入していません。
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続いて査定相場を紹介するのがハイゼットトラックと並んで、軽トラックの中で人気があるスズキのキャリイなんだな。
全体的には、今回の調査ではハイゼットトラックより少しだけ高めの査定額が出る傾向があることが分かったんだ。
サンバートラックの査定相場

*写真はスバル公式HPより。
査定条件 |
査定相場 |
査定平均金額 |
年式2~5年落ち |
30~95万円 |
54万円 |
年式6~10年落ち |
5.5~35万円 |
16万円 |
年式11年落ち~ |
1~13万円 |
4.5万円 |
*査定0円は査定相場に算入していません。
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サンバートラックは元々はスバルのオリジナル車だったんだけど、2012年以降に登場した7代目からはダイハツのハイゼットトラックのOEMとして販売されているんだ。
長い歴史を持つ車種だから、相当な年式のものを売ることになる場合も多いと思うんだけど、最初から廃車ありきじゃなくて、ぜひ一度は査定を受けてみるといいんだな。
ミニキャブトラックの査定相場は?

*写真はスズキ公式HPより。
査定条件 |
査定相場 |
査定平均金額 |
年式2~5年落ち |
45~60万円 |
52万円 |
年式6~10年落ち |
4~35万円 |
19万円 |
年式11年落ち~ |
1~15万円 |
6万円 |
*査定0円は査定相場に算入していません。
アクティトラックの査定相場は?

査定条件 |
査定相場 |
査定平均金額 |
年式2~5年落ち |
11~74万円 |
41万円 |
年式6~8年落ち |
8~35万円 |
27万円 |
年式9~12年落ち |
1~37万円 |
18万円 |
年式13年落ち~ |
1~8.5万円 |
4.6万円 |
*査定0円は査定相場に算入していません。
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最後に紹介するのはホンダのアクティ!軽トラックとしての人気度では高い訳ではないけど、他の人気車種と比較しても遜色ない査定額になっているんだな。
以上、ここまで軽トラックの中でも人気のあるハイゼット、キャリイ、サンバー、ミニキャブ、アクティの5車種について査定相場を紹介してきたんだな。
人気1位・2位のハイゼットとキャリイ以外の車種についても比較的高めの査定額になっている感じだねー
全ての車種に共通して言えるのは10年落ちくらいの普通であれば、ほとんど査定額が付かないようなものでも軽トラックならそこそこの査定相場が付いているのも特徴と言えるんだ。
この査定相場を参考にして、多少年式が古くても高く売れるように査定依頼にトライしてみるといい感じの査定額を引き出せそうだね♪
ただし、ここまで紹介した査定相場に近づけたり、更に高値を狙うのであれば必須となるのは、複数の業者に査定を出してもらうことになると考えて欲しいんだな。1社だけにしか査定依頼をしないとどうしても低額査定だったり、年式が古いと「査定0」なんてこともあり得ることは認識しておく必要があるんだよ。
*査定相場情報はみんから買取相場、中古車買取査定市場、カーオクサポートよりサンプルデータを抽出し、当HPの基準に基づき分類し算出しています。
まとめ
というわけで、ここまで軽トラックの買取について解説をしてきたんだよ。
軽トラックって意外と価値があって、欲しがる人が多いというのが実態ということなんだね
農作業でずっと使っていてボロボロだからと言っても、安易に廃車にしたり、ただで譲渡したりはしないで、ぜひ一度は業者に買取査定をしてもらうことを強く強くおすすめするんだよ。
思わぬ査定額で、次の軽トラ買い替え資金になる可能性もあるもんね!
すぐに軽トラックを売らない!という人も、また売るときが来たらぜひこのページをまた見にきてクマ!
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