―車買取に必要なもの 車買取の疑問
車を売る時に実印と印鑑証明書は必要なの? 『普通自動車を売るときは!?編』

車の買取手続をするのに実印と印鑑証明は用意するの?
車を売るのに、実印と印鑑証明書って必要なのかどうかで迷っちゃう人は多いと思うんだな。僕の場合は、血判を用意しようとしたんだけど、みんなは血判を真似することは無いんだ。
結論から言えば、実印と印鑑証明書が必要なのは普通自動車を売るときだけ必要で、軽自動車を売るときは認印だけでOKなんだ。
☑普通自動車を売る ⇒ 実印・印鑑証明書(2通)が必要
☑軽自動車を売る ⇒ 認印だけでOK
これで、結論の説明はしてしまったけど、車を売るときには他にも用意しておいたほうが良いものもあったりするから、その辺についてもう少し詳しく解説していこうと思うんだ。リーちゃんから完璧に教えてもらったから安心してチェックしてみて欲しいんだな。
このページでは、更にこんなことを解説しています!
☑実印と印鑑証明書以外に必要な書類の一覧
☑軽自動車を売るときに実印を押印しても問題ない(印鑑証明書は添付する必要無し)
☑印鑑証明書は名義変更手続1通、自動車税還付手続で1通の合計2通が必要となる場合が多い
☑軽自動車税は還付手続が出来ないので、やはり印鑑証明書は必要無い
もっと詳しく知りたい!という人は読み進めてもらって、車を売る手続をすぐに始めたいという人は、おすすめの査定サービスを教えておくからぜひ利用してみるといいよ。
車の買取手続では何が必要なの?
普通自動車を売るときに必要な書類は?

<車を売る側が用意する書類等>
①実印+印鑑証明2通(1通でOKの業者もあり)
②車検証
③自賠責保険証明書
④自動車税納税証明書
⑤リサイクル券
⑥運転免許証(提示又はコピー提出を求められることがある)
⑦買取代金を受け取るための振込先が分かるメモ
まず、冒頭で説明した通り普通自動車を売る場合は、実印と印鑑証明書が必要になるんだ。その他に、名義変更の委任状や、譲渡証明書なども必要になるけど、こういった書類に関しては買取業者側が用意してくれるんだな。
つまり、基本的には印鑑証明書以外は全て手元にあるものということになるって訳だね。
印鑑証明書だけは、市役所などへ行って取得する必要があるんだな。この印鑑証明書は発行後1ヶ月以内のものが必要になるから、あまり急いで取ると使えなくなる可能性があることに注意して欲しいんだな。
印鑑証明書を取ったら1ヶ月以内に、車を売るかどうかをきめないと無駄になっちゃうってことだね。
ちなみに、運転免許証に関してはローンを利用して購入していて所有権がディーラーや、信販会社になっている場合は運転免許証のコピーも要求されることが多いんだ。これは業者側が所有権を持っているディーラーや信販会社へ問い合わせをするときに、本人からの要請に基づくものということを証明するためにFAX等で利用するんだ。
そして、場合によっては別の書類も必要になる場合があるからその点についても、説明しておくよ。
▼車検証の住所と、現住所が一致しない場合は以下の書類が必要
☑住所変更が1回だけのとき ⇒ 住民票
☑住所変更を複数回しているとき ⇒ 戸籍の附票
<戸籍の附票とは?>
戸籍の附票は、住所移転の履歴を記録したもので、本籍地(住所地の役所ではないので注意!)の役所で取得できる。
▼結婚・離婚などで姓が変わっているときは以下の書類が必要
☑戸籍謄本
軽自動車を売るときに必要な書類は?

<軽自動車を売る側が用意する書類等>
①認印 ⇒ 実印・印鑑証明書は必要無し!
②車検証
③自賠責保険証明書
④軽自動車税納税証明書
⑤リサイクル券
⑥運転免許証(提示又はコピー提出を求められることがある)
⑦買取代金を受け取るための振込先が分かるメモ
軽自動車を売るときは、最初に説明した通り実印と印鑑証明書は必要無い!ってことになるんだ。
そうなんだな。見てもらえれば分かる通り、普通自動車と比較すると、手元にあるものだけで全ての書類などを揃えることが出来るんだな。
そして… 普通自動車と大きく違う点はもう一つあるんだ。
それは、車検証の住所と現住所が違っても、住民票も戸籍の附票も用意する必要が無いんだ。
更に、車検証の所有者名・使用者名と姓が違ったとしても戸籍謄本をわざわざ用意する必要は無いんだな(ただし、免許証のコピー提出を求められることはある)。
売るときに本当に手軽に売ることが出来るのが、軽自動車ということになるんだ。

車を売るときの実印と印鑑証明書に関するQ&A
Q.軽自動車を売りたいんだけど、手元に実印しかない!どうしたら良い?
A.実印押せばOK。印鑑証明書を添付しなければ認印と効果は同じ。
軽自動車を売るときには、実印と印鑑証明書は必要無いってことを説明させてもらったんだ。
ところが、中には手元に実印しか用意していないという人も、もしかしたらいるかもしれないんだな。
普通は認印もあるだろうけど、そういう人も中にはいるかもね…
でも、そんな場合は慌てずに実印を押せばそれでOKなんだ。
というのも、実印というのは印鑑証明書とセットで押印することで、実印としての効果を発揮するんだ。実印を押したとしても、その陰影を実印と証明する印鑑証明書が無ければ、それは認印と同じと見られるってことなんだ。
Q.普通自動車を売る時に、印鑑証明書は何で2通必要なの?コピーじゃダメ?
A.多くの業者で名義変更手続のために1通、自動車税の還付手続のために1通、合計で2通が必要となる。
業者側が渡した印鑑証明書を何に使うのかというと、メインとなるのは車の名義変更のためなんだ。つまり、車の所有者・使用者を変更する手続のために印鑑証明書が必要になるってことなんだ(ちなみに、軽自動車は認印で名義変更が可能なため印鑑証明書は必要ない)。
つまり、車の名義変更をするためだけであれば、印鑑証明書は1通あれば良くて2通は必要無いってことだよね。
では、残りの印鑑証明書1通を何に使うのかというと、それは自動車税の還付手続のためなんだ。
これを知らないで2通用意している人も多いだろうね。
自動車税は毎年4月1日時点の車の使用者が1年分を全額負担することになるんだけど、業者側は車を売ろうとしている人が既に収めた自動車税を月割りで還付して手に入れようとしてるんだな。例えば、車を売ったのが4月30日であれば業者側は5月~翌年3月までの11ヶ月分の自動車税を還付手続で手に入れているんだ。
「還付金を手に入れようとしている」というと、かなり悪いことをしているみたいだけど、そもそも車の査定額には自動車税の還付金も含んだ金額となっているのが普通なんだ。そのため、車を手放すときに「自動車税は勝手に還付してもOKだよ」という約束をしている状態になっているんだな。
軽自動車の軽自動車税も還付手続をされてるの?
軽自動車を売るときは、印鑑証明書の添付は必要とされていないんだ。ということは、「軽自動車税は印鑑証明書無しで還付手続できるの?」という疑問を持つかもしれないけど、軽自動車税に関しては月割りで還付してもらうという制度自体が無いんだ。軽自動車税は、自動車税と違って月割りなどの概念が無くて1年分を一括で支払うという形になっているということになるんだな。
まとめ
ここまで車を売るときに実印と印鑑証明書が必要なのかどうかや、その他必要となる書類について解説してきたんだけど、普通自動車は軽自動車と違って、色々な書類が必要になる可能性があるから、ちょっと大変ということが分かってもらえたと思うんだな。
引越ししている場合がちょっと面倒になる感じだよね。
とはいえ、必要となる書類をきちんと把握していればそこまで大変なことでは無いから、車を売る前に必要書類をチェックして用意しておいて欲しいんだな。特に急いで車を売りたい!という人は、事前準備は不可欠になるんだよ。
以上で、車を売るときにの実印と印鑑証明書についての解説は終わりになるクマよ!!
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